働き方のガイドライン 〜自分らしく、チームらしく〜
このドキュメントは「こうしなければならない」を語るものではありません。「こうすると、なんかうまくいくよね」という、現場で積み上げてきた知恵の棚卸しです。参考にするもよし、異論を持つもよし。あなたの働き方は、あなたのものです。
1. 時間について
勤務時間の基本
コアタイムは10:00〜17:00です。この時間帯は、チーム全員がつながっていられる「黄金の7時間」です。
朝型人間も夜型人間も存在します。人間の体内時計は多様です。でも、チームで仕事をする以上、「いつ捕まえられるか」がある程度わかることは大切です。
「集中タイム」のすすめ
- 午前中は深集中が必要なタスク(コーディング・設計・執筆など)に向いています
- 午後は打ち合わせやレビュー、コミュニケーションが捗ります
- これは個人差があるので、自分のリズムを把握することが一番大切です
💡 コツ
Slackのステータスを使って「集中中 🎧」「対応中 💬」を切り替えると、チームが気を遣いやすくなります。
2. 評価と成長について
うちの評価軸
- アウトプットの質と量 — 何をどれだけ作ったか
- チームへの貢献 — 困っている人を助けたか、知識を共有したか
- 成長意欲 — 失敗しても次に活かしているか
「何時間働いたか」は評価の軸ではありません。10時間かけて動かないコードより、2時間で動くコードのほうが価値があります。
フィードバックは宝物
良かった点も改善点も、フィードバックはすべて「次に活かせる情報」です。
「厳しいことを言われた」と感じたとき、一度「この人は自分をより良くしようとしているのかもしれない」という視点で見てみてください。たいていの場合、そうです。
3. コミュニケーション
返信速度の現実的なガイドライン
| 手段 | 目安 | 備考 |
|---|---|---|
| Slack(緊急) | 数時間以内 | @mention が目印です |
| Slack(通常) | 当日中 | 深夜のメッセージは翌朝で大丈夫 |
| メール | 翌営業日まで | メールは即レス不要の文化です |
| 電話 | 受けられるとき | 出られないときは折り返しましょう |
「即レスしなければ」という強迫観念は、集中力の天敵です。
急ぎの連絡には @名前 をつけてください。それ以外は、相手が都合の良いときに返信してくれます。
「報・連・相」より「PDCA」
報告・連絡・相談も大切ですが、もっと大切なのは「やってみて・確認して・改善する」サイクルです。
相談するとき、「どうすればいいですか?」より「こうしようと思っていますが、どう思いますか?」という聞き方の方が、お互いの学びになります。
4. 休息と健康
休むことは仕事のうち
「休まず働き続けた」は美談ではなく、持続可能性の危機です。
疲れた状態で出す成果は、休んで出す成果の半分以下になることがあります(これは科学的に実証されています)。
- 有給休暇は権利です。使いましょう。
- 体調が悪いときは休んでください。無理をすると復帰が遅くなります。
- 「休むと迷惑がかかる」と感じるときは、チームで仕事の属人化を減らす相談をしましょう。
画面から目を離す時間を
1時間に1回、5分でいいので席を離れてください。目を休め、血流を促し、煮詰まった思考をリフレッシュする効果があります。
「休憩が惜しい」と感じるときほど、休憩が必要なサインです。
5. 困ったときは
相談することは弱さではない
「こんなこと聞いていいのかな」という疑問ほど、実は誰もが同じことを感じています。
聞ける雰囲気を作るのはチーム全員の責任で、聞くのは個人の勇気です。
相談しやすくするコツ:
- 「いつか聞こう」より「今日中に聞こう」
- テキストで聞きにくければ、口頭で
- 「忙しそう…」なときは「5分だけ時間もらえますか?」から始める
🌱 チームの合言葉
「助けを求めることは、チームへの信頼の表現だ」